お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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『お菓子を巡る暮らしの雑記帳』プラスαの日記

最近、メインブログとサブブログの往来がみられるようになってきました。

メインとサブを同じドメインで管理しているので、サブからメインに流されてしまうことがあったりするようです。

そんな時のために、毎日更新のサブブログをしばらく、こちらメインのトップに据えておこうと思います。

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メインブログは、途中からお菓子(食)に特化してしまったので、サブブログではそれ以外のことをトピックにしています。

日々のごはんやおやつなど食のことはもちろん、好きなこと、物、暮らしにまつわるあれこれを書いた日記です。

『とらや』特別販売の特製菊焼残月と定番の残月。似て非なるふたつの残月。

このブログでもたまに登場する、私の大好きなお菓子の一つ、『とらや』さんの『残月』。
焼菓子なので百貨店の店舗でも販売されていますが、普段はなかなかお目にかかれない、もう一つ『残月』と名のつくお菓子があります。

それが『特製菊焼残月』です。
このお菓子は天皇陛下主催の園遊会などで下賜されるお菓子として知られています。

そんな貴重なお菓子ですが、焼印は皇室ならではのものと異なるものの、菊を基調した焼印の入った同じお菓子がいただくことができるのです。
但し、通常は6日前までに要予約となっているお菓子なので普段店頭に並ぶことはありません。
しかし店頭でお買い物できるチャンスがあります!

それが例の「15日の特別販売」です。

毎月15日、『とらや』さんでは通常は予約しなければいただけないお菓子を、限定で店頭販売しています。

過去記事にある「干羊羹」なども、すべてこの15日の特別販売で購入しました。

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毎月、登場するお菓子が異なるのも、また楽しみなもので、なるべくならば15日は朝一番に駆けつけたいと思うほど、貴重なお菓子が登場します。

そして今月、4月15日は『特製菊焼残月』がやって参りました。

実を言えば、私が『残月』(定番の残月)好きになったのはここ数年のことです。それ以前はあの生姜風味が苦手でした。
歳を重ねたせいか、大好きなお菓子になったことで、いよいよこの『特製菊焼残月』のお味が気になってきました。

予約すれば手に入るものですが、過去に「15日の特別販売」でも登場しているので、そのうち来るはずと気長に待っておりました(笑)

そうして、ようやく念願叶っての『特製菊焼残月』の登場です。




特製菊焼残月


1個 ¥972(税込)
消費期限 4日

大きくずっしりとしたこの残月、重さがなんと100グラムもあります。

薄めの焼き皮は生姜風味の定番『残月』と異なり、卵の香りと焼きの香ばしさで、とにかくよい香り。
ふくらし粉を使わずに焼き上げた生地は、みちっと締まっていて、しっかりとした歯応えがあります。

生姜の風味もすり蜜もひかれていないシンプルな生地は、ほんのりと甘く焼き皮本来の美味しさが味わえます。

鮮やかな焼印は菊を基調にその都度変わるようですが、今回は「籬の菊」でした。2018年にも登場している焼印ですね。

中にはたっぷりの飴あん。
これがとにかく絶品です!

通常の『残月』のあんと比べると、かなりしっとりと感じます。

きめ細かい絹のような舌触りなのに、ねっとりとした濃厚なテクスチャー。
飴のこっくりとした甘さと小豆の風味が溶け合い、なんとも美味しい!

このあんこ、永遠に食べ続けていたいくらい!
大きめのおつくりなので、それを存分に味わえるのは満足度も高く嬉しい限り!もっと大きくてもいいですが(笑)

これは味わってよかった!と、つくづく思いました。




定番『残月』と『特製菊焼残月』

この日、もちろん定番の『残月』もお持ち帰りしてきました。せっかくなので、『残月』と『特製菊焼残月』の違いをざっとまとめてみます。

大きさ
『残月』が約47gに対し『特製菊焼残月』は100gと倍の大きさです。
ちなみにカロリーは『残月』152 kcal 、『特製菊焼残月』が320 kcal。

お値段と消費期限
『特製菊焼残月』 ¥972(税込)
消費期限 4日

『残月』 ¥346(税込)
賞味/消費期限 製造から21日、到着日から10日前後

焼き皮
前述したように『残月』は、すり蜜のひかれた生姜風味の焼き皮です。
一方の『特製菊焼残月』の方は、シンプルに卵の風味。

あんこ
ぱっと見あんこは同じだろうと思いきや、こちらもまた違いました。
両方一緒に味わってみると、『残月』に比べ『特製菊焼残月』の方が、よりもったりとしたテクスチャーで濃厚に感じます。

『残月』だけ味わっていると、十分に飴感のある重厚さを感じますが、『特製菊焼残月』はそれをさらにパワーアップした感があります。

使われているあんこの量的な問題でそう感じるのかしら?と思ったものの、やはり違う。。。

総じて、同じ「残月」という名が使われてはいますが、それはお菓子のフォルムによるものなのかも知れません。お味自体はまったく違うお菓子です。

『特製菊焼残月』に関しては、機会があるのなら何度でもいただきたい!と思うほど美味しいものでしたが、『残月』も変わらず私のお気に入りです。
定番の『残月』はほとんどの『とらや』さんの店舗でお取り扱いがあり、気軽におやつにできる購入ハードルの低さもありますので、今後も変わらず楽しんでいくつもりです。

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『亀屋陸奥』松風。伊勢丹オンラインのクーポンで老舗のお味を楽しみました。

先月はお誕生日月ということで、たまにお買い物をする伊勢丹オンラインさんからクーポンが届きました。

クーポンの内容は「送料無料」というもの。
それだけ?と思うなかれ、送料もなかなかバカになりません。百貨店さんなどは一般に比べると送料お安めですが、ケチンボな私は「この送料分でもう一つお菓子が買えるのにな。。。」などと思ってしまい、最近は送料のかかるお取り寄せはあまりしなくなりました。
コロナ禍では外出制限もあったのでよく利用していましたが、いまはそれも無くなったので。
東京にいると百貨店をはじめ、店舗へ出向けば欲しいお菓子は手に入るので、交通費と送料を天秤にかけると、やはり自分で買いに行った方がいいとなるわけです。

そんな送料が無料になるというのなら、これは使わない手はないと、高島屋オンラインさんにズラリと並ぶ商品をつらつらとみておりました。

そこで見つけたのが、こちら。

京都の『亀屋陸奥』さんの松風です。

小麦粉、砂糖、麦芽糖、白味噌を練った生地に、けしの実をふって焼き上げた、このお店の看板と言ってもいい一品。

『亀屋陸奥』さんの歴史は古く、創業は室町中期の1421年年伝えられています。
本願寺との縁も深く、この『松風』は織田信長と石山本願寺の合戦で兵糧代わりとして生まれたお菓子だそう。
数百年もの昔から同じお菓子が、受け継がれているというのもすごいものです。



松風をお作りしているお店は多々ありますが、実を言えば私のご贔屓は『松屋常盤』さんの『味噌松風』なのです。
こちらは東京でも月に一度、新宿高島屋さんの『銘菓百選』でお取り扱いがあります。
毎月第三土曜日のみの入荷で、なかなかその日に都合がつかないこともあります。
ここ何ヶ月かお買い物できなかったこともあり、今回はオンラインショップに出ていた『亀屋陸奥』さんの松風をお取り寄せしてみた次第です。

注文日から10日以降のお届けで、届け日は指定できます。
(一部配送除外地域もありますので、詳しくは高島屋オンラインで確認してみてください。)

支払い方法ですが、私はいつも登録してあるクレジットカードでお買い物をしています。
それ以外ですと、タカシマヤ友の会お買物カード・高島屋ネオバンク(スゴ積み払い・銀行口座払い)・楽天ペイ・PayPay・d払い・au PAY・Amazon Pay・コンビニエンスストア・ペイジー・ネット銀行




松風


24枚入 ¥1,790(税込)
48枚入 ¥3,500(税込)
※送料 今回は送料無料クーポンを使用しましたが、通常の送料は¥660。

消費期限 製造日より常温で10日

お箱を開けると、しっかりとシーリングされた紙の袋に収まっています。

袋から取り出して、お箱に入れてみました。
すぐにいただかない場合は、袋の中に保存した方が硬くなりずらいと思います。

『亀屋陸奥』さんのものは、かなり薄めのお作りで、箱の中に二段重ねに入っています。

もちっとした強い歯応えの生地は、大きな気泡が入っていてドライな食感。
これまでいつも『松屋常盤』さんの味噌松風ばかりだったので、そちらと比較すると、かなり水分量が少なめに感じます。

ところが噛んでいるうちに、味噌の風味と共に、甘さがどんどん広がってきて、お口全体がその旨味に満たされてきます。
表面に散りばめられたケシの実のプツプツっとした食感と香ばしさも、美味しさに一役かっています。

同じ『味噌松風』でも、まったく味わいが違いますが、こちらも本当に美味しいですね。



数年前に一度お試ししたことのあるお菓子ですが、その時は正直ピンときませんでした。
ところが、今回はこれもまた美味しいものねと後を引き、パクパクとやっていたら、夫も横から手を出してきて「これ、美味しいですねー」と二人でパクパク。
一箱あっという間に完食です(笑)

以前から思っているのは、年齢を経るごとに味覚も変わるせいか、はたまた食の経験が積み重なるせいなのか、以前はあまり好きだと思えなかったお菓子がとっても美味しく感じることがあるということです。

この『松風』も然りでした。
お菓子にも出会うタイミングというものがあるとするならば、以前はどうであれ、もう一度お試ししてみる価値はあるのだなと思った次第。

お取り寄せしてよかった!
高島屋オンラインのお誕生日クーポンのおかげです。
来年も待っております(笑)

kameyamutsu.jp

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『銀座 鹿乃子』小豆ダクワーズ。甘納豆がミックスされた和テイストなダックワーズ。

ダックワーズというお菓子がとても好きです。
とりわけ福岡の『16区』さんのものが好きで、以前は新宿伊勢丹の菓遊庵で一つ二つと買っては楽しんでいましたが、いまはお取り扱いがないのか、すっかり見かけずご無沙汰です。

ダックワーズは時折無性に食べたくなるお菓子なのですが、そんな時にデパ地下で少し変わったダックワーズを見つけました。

かつて銀座に本店を構えていた『銀座 鹿乃子』さんのものです。

「かのこ」をお作りする老舗ですが、残念ながら閉店。現在は銀座三越の店舗をはじめデパ地下や催事などでしかお目にかかれなくなりました。

こちらのダックワーズも、催事出店されていた際にお持ち帰りしてきたものです。

実はかなり前、今年1月終わりの頃で、どこの百貨店だったかすっかり忘れていましたが、写真を見ると「菓遊庵」とあるので、日本橋三越で期間限定出店されていた時のものと思い出しました(笑)




小豆ダクワーズ


1個 ¥195(税込)
消費期限30日

こちら、名前が「ダックワーズ」ではなく「ダクワーズ」です。

生地には大麦粉や米粉が使われていて、表面はわずかにサクッと、中はふわっと柔らか。

そして中はこしあんをミックスしたクリームと甘納豆がサンドされています。
とてもクリーミーな味わいです。

和的要素は甘納豆だけといった感じで、ほぼ洋菓子寄りかと思えば、これがトータルするとかなり和の風味も強い印象なのです。

これは間違いなく、『銀座鹿乃子』さんの甘納豆の存在感のせいでしょう!

またどこかで見つけたら、お買い物するつもりです!


kanoko.la.coocan.jp

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『覚王山 弁才天』黄金砂利餅。きな粉とナッツの香ばしさ、シャリっと食感が美味しい人気のお餅。

フルーツ大福で有名な『覚王山 弁才天』さん。
名古屋を中心に現在は全国に店舗を有するフルーツ大福の専門店です。

昨年、『弁才天』さん初のフルーツ大福以外のお菓子ということで巷で話題になっていたピーナッツを使ったお餅。
ずっと気になっていましたが、お膝元である中部地域だけの期間限定販売かと思いこんでいたのですが、東京でも買えるのですね!

先日、渋谷フードショーの『弁才天』さんをのぞいたところ、店頭に並んでいたのを発見。

昨年の発売当初は期間限定だったそうですが、大好評ということで期間が延長されているとのことでした。
今後はもしかしたら定番品になるかも。。。そんなお話もあるとか。

都内では渋谷フードショー以外に、銀座SIX、日本橋コレド室町、三軒茶屋、千駄ヶ谷、吉祥寺サンロードに店舗があります。




黄金砂利餅


5個入 ¥1,000(税込)
消費期限 製造日より6日。

一つだけカップに入ったものもあったので、とりあえずお味見してみたい、また5個は多すぎると思う方にはありがたいと思いました(1個 税込¥230)。

私はもちろん5個入りをお持ち帰りしてきました(笑)

薄い求肥にたっぷりときな粉がまぶされ、とっても香ばしい香り。
それだけで美味しい!が溢れ出てきます。

きな粉にもクラッシュした細かいピーナッツがミックスされています。

中のピーナッツペーストには白胡麻とピーナッツ。甘さは控えめですが、まるでピーナッツバターのような濃厚な味わい。
そしてシャリシャリっとした独特の食感が特徴的で、美味しさアップ。

胡麻とピーナッツ、それぞれ違った香ばしさがうまく調和していて、素晴らしいマリアージュ。

これは美味しいですね!



あまりに美味しくて、一気に5つくらいは余裕でしたが、夫も食べたそうだったので一つ譲りました(笑)

余談ですが、ピーナッツテイストなので外国人も好きかしら?と思っていましたが、我が家の夫は「ピーナッツペーストはとても美味しいけれど、食感が苦手」
だそう。。。
私としてはあの求肥ののびのびと中のジャリジャリ感が好きなのですが。。。
おかげで残り4つは私がすべていただけたのでよかったです(笑)

この『黄金砂利餅』の横に黒胡麻たっぷりの『黒胡麻砂利餅』も並んでいたのですが、黒胡麻はどちらかといえば苦手なので、その時はお持ち帰りしませんでした。
しかし『黄金砂利餅』がとても美味しかったので、ぜひ黒胡麻ヴァージョンもお試ししてみたいなと思いました。


お取り寄せはできるのか、『弁才天』さんのオンラインショップを見ると、通販も可能のようですが、現時点ではフルーツ大福など他の商品とのセット販売のみになっていました。
詳しくは『弁才天』さんのサイトをのぞいてみてください。

benzaiten-daifuku.jp


虎ノ門ヒルズ『RITUEL』のスペシャリテ、エスカルゴレザンとエスカルゴカフェノワゼット。

前回に引き続き、虎ノ門ヒルズステーションタワー2F
『RITUEL虎ノ門ヒルズ Boulangerie Cafe Brasserie 』さんです。

前回の記事にあるフランナチュールに誘われて入った『RITUEL』さんでしたが、ここへ来たらやはり『エスカルゴ•レザン』よね!と、久しぶりに少しだけお持ち帰りすることにしました。

『エスカルゴ』も何種類かあり、まだお試ししたことのないものもありました。中でも「丹波大納言小豆」を素材に取り入れたものもあり、お試ししてみようかとかなり迷ったのですが、結局は今回もスタンダードなチョイスになりました。

好きなものは何度でも。なかなか冒険できない性分です(笑)




エスカルゴ レザン


1個 ¥432(税込)

パン•オ•レザンは大好きなパンなので、色々なお店のものをいただいていますが、やはりこちらのエスカルゴは格別です。

サクサク生地は香ばしく、バターの香りも豊か。

柔らかく熟したレーズンも素材の旨みが感じられる優しい味。わずかな酸味があります。




エスカルゴ カフェノワゼット


1個 ¥475(税込)

こちらは生地にコーヒー風味のペーストとマカダミアナッツを巻き込んだ一品。

私的にはナッツ感が少し強過ぎる感じがしましたが、美味しかったです。

結局、スタンダードなエスカルゴが一番好きみたいです。


虎ノ門ヒルズには他にも美味しいパンやお菓子のお店がいくつかあるので、マメに足を運んでみたいところです。


www.rituel-flavorworks.com

www.hw-frankie.com